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Network

Network班では、センサを用いて人の行動をセンシングし得られたデータから人の位置測位を行ったり、ネットワークシミュレータを用いて実験できない規模のネットワークの動作を予測しています。

研究例

  • 地震災害向けのアドホックネットワーク

    無線によりP2P通信をサポートするアドホックネットワーク(Ad-Hoc Network)を、地震時などの災害時における緊急ネットワークとして応用する研究をしています。 アドホックネットワークでは、停電などによりインフラ機能が停止しても、バッテリ駆動の通信機器(ピア)同士が直接通信を行うことでネットワークを維持することができます。 現在は、スマートホームシステムのホームサーバをアドホックネットワークの構築に利用できるよう検討しています。 また、本ネットワークを利用した被災者の救助支援システムを開発しています。


  • iBeaconを用いた屋内位置測位

    iBeaconとは、Bluetooth Low Energy(BLE)を用いた無線通信サービスのことです。我々はiBeaconを室内に複数配置し、スマートフォンなどで受信した電波強度からそれぞれのiBeaconとの距離を測定し、屋内位置測位を行います。屋内位置測位は、室内での移動軌跡の分析や在室確認、避難誘導などのナビゲーションシステムへの応用が期待されます。


  • ネットワークシミュレーション

    OMNeT++やns2、ns3といったネットワークシミュレータを用いて、センサネットワークのバッテリの省エネ化や、混雑時のアドホックネットワークでの情報の共有の効率化に関するシミュレーションを行っています。実機を使って実験できないような広いエリアや多くのノードを使用した環境での動作の予想もシミュレーションであれば時間や実機代などのコストをかけずに行うことができます。

開発例

  • センサの利用

    タッチタグを利用して研究室内の人の出入りを判断することで在室状況の管理をしています。iBeaconを利用して屋内位置測位をすることで、人の位置情報や移動軌跡の取得ができます。これらの機器や新たなセンサを用いて住環境を快適にできるシステムの開発をします。


  • 災害時の支援

    災害が発生すると災害の状況や付近の避難所の位置、災害により通行できない道路などの情報を知らなければ災害に巻き込まれてしまう危険性が増加します。そこで、避難を円滑に行うために必要となる情報を共有するシステムの開発をします。


  • ネットワークシミュレーション

    ネットワークシミュレータを用いて実際に実験できない様々な環境でのネットワークの動作を予測しています。混雑や移動の多い環境、災害を想定してインフラが少ない環境などのシミュレーションをすることで新たなプロトコルの性能評価や実際の通信状況の予測をすることができます。


    上の図は、ns3を用いたシミュレーションをアニメーションで見たときの画面です。図では、混雑時のアドホックネットワークでの情報共有の効率化に関するプロトコルのシミュレーションをしています。IDの横にある点が移動端末を表しています。

研究環境

  • Eclipse

    Network班では、アプリの作成をしています。使用する言語は、JavaでEclipseとよばれる統合開発環境を利用します。画面のレイアウトも視覚的に理解しやすく、好みの動作画面にカスタムできます。


  • Nexus7,OpenBlocks

    モバイル端末のNexus7や小型のPCであるOpenBlocksに自分たちの設計したプログラムを実際に入れて動作を確認することができます。すれ違い通信で情報を交換するアプリや津波避難支援を目的とした位置情報・通行不能箇所を共有するアプリなどを開発しています。Nexus7やOpenBlocksは、複数台あるので実験によりアプリの有用性を評価できます。


  • iBeacon

    iBeaconとは、Bluetooth Low Energy(BLE)を用いた技術です。BLEは、既存のWiFiやBluetooth、他のiBeaconに干渉しにくいという特徴があります。主にプッシュ型の店内広告や屋内位置測位で用いられます。


  • ns3、OMNeT++

    ns3、OMNeT++は、ネットワークシミュレータです。ns3は、新しいプロトコルの実装および、大規模シミュレーション評価をより簡単にするために、開発言語とシナリオ記述言語をC++に統一して、並列分散環境下で大規模な実験も行えます。OMNeT++は、オブジェクト指向の離散イベント型のシミュ レータです。ユーザは、評価に必要なパラメータを変更するだけで、様々なシミュレーションを実行できることが特徴です。


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    Study


当研究室では、スタッフが3つのグループに別れて研究を行っています。

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